商品レビュー : AKARA LABS – Leica M2/M3/M4 Slim Skin Case

Leica M-A用のボティーケースを購入しました。

以前のレビューで書いた通りLeica M-Aはシャッターストロークが深いため、ブレ防止と持ちやすさを兼ねてグリップ付きのレザーケース(日本製・ノーブランド品)を使用しています。ただ、これが厚ぼったく、野暮ったい。

手前がAKARA LABS Slim Skin Case、後ろは今まで使用していたレザーケース。

もう少し使い勝手が良さそうなケースを… と探していて見つけたのが、AKARA LABS Slim Skin Case

Leica M-A用としては、Leica M6/M7/MP/M-A Slim Skin Case があるのですが、商品画像を細かく見比べてみるとM2/M3/M4とM6/M7/MP/M-Aとではグリップとリワインドレバー周りの形状が少し異なるようです。

チャットで問い合わせたところ『M-Aはどちらも使えますよ。』とのことでしたので、M2/M3/M4用を購入しました。

シリコンのような柔らかい素材かなと思っていましたが、少し固めで滑りにくい質感です。

粘着はせずに、形状と素材のバランスで着脱時のしなり具合と装着時の密着性が両立されています。

また、グリップ部分の裏側にセルフタイマーレバーが収まる凹部が設けられています。

早速、M-Aを入れてみましたが、M2/M3/M4用でも全く問題なし。重量わずか30g。

ボディーの全周にわたって密着し、ケースに入れてもレザーケースのように厚くならないのが良好です。

また、ボティーを入れる時はスムーズに入りますが、入れてしまえば簡単に抜けてしまうことはありません。外す時はストラップとケースをそれぞれ持って軽く引くと、やや抵抗感があってから外れます。

ケース内の底部に三脚孔に入るピンがあり、これで抜けにくく外しやすい絶妙な固定がされているようです。

(ケース内に”Ver.7”とありましたので、相当のリファインを続けておられるのでしょうね。)

グリップ部は素材の塊のため、歪むことなくしっかりと保持することができます。

底部のピンが三脚孔に入ることでより密着しグリップとボディーに隙間も生じません。

さて、このようなケースを購入する際「ロックレバーが干渉しないか」も忘れてはならないチェックポイントです。

以前、海外製のレザーケースを購入したのですが、マウント下部に分厚い縫い合わせがあり、レバーが干渉して使用できませんでした。(特にマウント下部ギリギリまで覆うようなレザーケースは要注意です。)

その点、AKARA LABSのケースは全体が薄いため、レバーのある古いレンズも問題なく使用できます。

以上、ご興味ある方の参考になりましたでしょうか。

個人的には、薄く・軽く・グリップもある理想的なケースで満足しています。

3Dプリンターで製造しているので長期の耐久性は気になるところですが、高いものではありませんので、劣化したら再度購入しようと思います。

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